本ページではCreatorʼs Campusが「茨城県」と共に実施した茨城県の魅力を発信した観光PRプロジェクトの詳細をご紹介します。
Creatorʼs Campusが地方自治体の方とどのように連携して地域観光のPRを実施したのか、どれほどの成果を出したのかなどを解説していますのでぜひご一読ください。
茨城県観光PRプロジェクトの背景
茨城県はこれまで県独自のインターネット動画サイト「いばキラTV」での発信やその一環としてTikTokにて「いばキラTV公式アカウント」として投稿を行ってきました。
そのような中で今以上に若い世代を含む多くの人々に茨城県の魅力を伝達することで、
「現在コロナ禍で移動が制限されて足を運ぶことが難しくなっている茨城県に訪れたような感覚や気持ちを自宅で味わって貰いたい。」
「コロナが落ち着いた後、旅行を検討する際に茨城県が候補の1つになるような魅力を伝えられたら 。」
という思いからプロジェクトに至りました。
また、タイミングに関しては観光のPRについては早めに行うことで効果を最大化することができます。理由としては観光を行うタイミングでは既に旅行先の意思決定を行ってしまっているからです。
そのため、旅行へ出発する前、更には旅行を申し込む前に魅力を伝えること、そしてそれ以前に旅行を行くか行かないか検討しだすタイミングまでには行うことが効果的です。
そして、今回課題として挙げられたのは「地域ブランド調査」による都道府県の魅力度ランキングからも分かるように、茨城県に何がありどんなことができるのか若者に知られていないことでした。
そのため、茨城県についてたくさん情報を知ってもらうのに効果的なYouTubeの長編動画ではなく、認知拡大に効果的で最初に興味を持つきっかけを作りやすいTikTokでの発信に踏み切りました。
このような背景から本プロジェクトは実施に至りました。
茨城県観光PRプロジェクトの概要
出典:PRtimes「TikTok、茨城県と共同で県の魅力発信ショートムービーを制作・公開」
本プロジェクトは「茨城での体験を伝える」をテーマに実施しており、茨城県の魅力を伝える上で風景について知ってもらうだけではなく、茨城県だからこそできる体験を動画コンテンツにして発信を行いました。
体験重視には「茨城県観光振興基本計画」の「地域の特性を生かした国内誘客促進」という方針にある体験型アクティビティ等情報発信強化という指針を組み込んで実施したという背景があります。
動画コンテンツの企画・撮影・制作においては、自治体が推進している活動を取り込むことや茨城県にしかいない体験と景色をピックアップすることを組み合わせることを工夫しました。
※なお、本プロジェクトにおいてCreatorʼs Campusでは、蔓延防止等緊急措置が発令されている地域から足を運ぶクリエイターはPCR検査の実施をし、コロナウイルスの感染対策を徹底した上で撮影に望んでいます。
250万回再生突破!Creator’s Campusの成果
本章では本プロジェクトにおいてCreatorʼs Campusのクリエイターが発信した動画コンテンツをご紹介します。
本プロジェクトでは5人のクリエイターがTikTok上に13本の投稿を実施。再生回数は合計で約250万回再生されました。
@zono.sann馬かっこ良すぎ☺️#茨城県 #観光 #今はおうちで楽しもう #大和ホームパーク @ibakiratv♬ オリジナル楽曲 – ぞのさんっ
自然に囲まれながらの乗馬体験をしている様子を撮影。乗馬している状態の視点だけではなく、横、後ろ、前と360度から見る様子を盛り込むことでよりユーザーのイメージしやすい映像を制作しました。
@aaa_tsushi_フラフープの使い方あってる!?#茨城県 #観光 #霞ヶ浦 #今はおうちで楽しもう @ibakiratv♬ オリジナル楽曲 – あああつし
1動画で230万回再生された動画。フラフープを使った撮影を行い、遊びゴコロを入れながらユーザーに楽しみながら見てもらえる動画コンテンツを制作しました。
@yudy_city_11Teamwork🔥 Check for results👉 360度カメラを使ってチームワーク撮影 #茨城県 #観光 #霞ヶ浦総合公園 #今はおうちで楽しもう #yudyfilm @ibakiratv♬ オリジナル楽曲 – Yudy
茨城県として推進している「サイクリング」を組み込んで撮影した動画。動画の撮影裏と実際に撮れた動画の2つをコンテンツ化することでユーザーに2回視聴してもらうきっかけをつくる動画を制作しました。
@nishijun.1朝日綺麗すぎた☀️ワイスピで一番好きな映画教えて下さい!#茨城県 #観光#水神宮 #今はおうちで楽しもう♬ オリジナル楽曲 – にしじゅん
得意の物撮りを活かしながら、海沿いから見える朝日を動画コンテンツを制作しました。
@sokenbitch2日立駅めっちゃオシャレだった!! #びちゃの日記 #茨城 #今はおうちで楽しもう #195日目 #日常vlog #vlog♬ 虹色の戦争 – SEKAI NO OWARI
Creatorʼs Campusは映像の撮影方法やスマホを活用したクリエイティブな動画だけではなく、Vlog系の動画を投稿しているクリエイターなど幅広いコンテンツを扱っているため、多面的な視野、手法からの訴求が可能。
また、Creatorʼs Campusではクリエイター単体ではなく、チームで企画・撮影を実施しているため、撮影方法に幅を生み出したり、伸びる動画を作り出す可能性を高めることができるというメリットもあります。
また、同コンテンツをTikTokだけではなく、Instagramリールでも投稿することでより多くのユーザーに動画を届けることも可能です。
担当したCreatorʼs Campusのクリエイター
本章ではプロジェクトに参画したクリエイターをご紹介します。
ぞのさんっ
「ぞのさんっ」はCreatorʼs Campusの代表兼クリエイターで現在(2021年9月時点)TikTokのフォロワーが240万人、Instagramフォロワーも78.5万人を越えている映像系インフルエンサーとしても日本トップクラスです。
これまでに熊本の阿蘇、三重県などの地域観光プロモーションに携わってきたり、山陽新幹線の主要駅で周辺の観光プロモーションを行ったりしてきました。
また、観光系以外にもAppleさんの本社やTOYOTAさんをはじめとするグローバル企業とのプロジェクト実績もあります。
映像クリエイターの前には一級建築士として建築や宿泊施設の運営をしており、建物の空間を活用したり、魅力を引き出すことも強みです。
「ぞのさんっ」について詳しく知りたい方は関連記事「Creatorʼs Campus代表兼クリエイター「ぞのさんっ」とは?」をご覧ください。
あああつし
「あああつし」は現在(2021年9月時点)TikTokのフォロワーが270万人、Instagramフォロワーも51.4万人を抱える日本トップクラスの映像クリエイター兼インフルエンサーです。
Creatorʼs Campusではクリエイティブディレクターとしてコンテンツ制作に関する司令塔をになっています。
投稿は主にスマホで真似しやすい写真や映像の撮り方を紹介したり、身近な小物を使ったクリエイティブな手法を使ったりした映像・写真撮影のチュートリアル動画が強みです。
また、日々TikTokや中国版のTikTok「抖音」でトレンドの分析・リサーチを行っており、最新の情報をいち早くキャッチして動画に反映することも得意としています。
「あああつし」もこれまでに三重や山陽新幹線の主要駅で周辺の観光プロモーションをはじめavexさんやソフトバンクホークスさんなどの多数プロジェクトに参画してきました。
「あああつし」に関して詳しく知りたい方は関連記事「データを基にバズ動画を作るクリエイティブディレクター「あああつし」とは」をご覧ください。
Yudy
「Yudy」は現在(2021年9月時点)TikTokのフォロワー数が30.2万人、Instagramのフォロワー数が9.2万人の映像クリエイターです。
スマートフォンを活用した撮影に加え、360度カメラやミニカメラ、ドローンを活用した撮影など、様々な撮影方法を駆使した映像コンテンツを制作することができます。
にしじゅん
「にしじゅん」は現在(2021年9月時点)TikTokで8.6万フォロワー、Instagramフォロワー3.9万人の映像クリエイターです。
物にフォーカスを当てて撮影する「物撮り」を得意としており、これまでにWebマガジンのTikTokコンテンツ制作などクライアントの映像コンテンツ制作をメインに携わってきました。
また、三重の地域観光のプロモーションにも携わっており、他のクリエイターと比較するとフォロワー数は少ないですが、1投稿で430万回再生されているバズ動画を投稿した実績もあります。
「にしじゅん」について詳しく知りたい方は関連記事「商品の魅力を引き出す物撮りが強み!映像クリエイター「にしじゅん」とは?」をご覧ください。
びちゃ
「びちゃ」は現在(2021年8月)にTikTok上で3万人のフォロワーを抱えるクリエイターで「現役ニートライフ」をテーマとして、主に日常生活をVlogの形で発信しています。
「ぞのさんっ」「あああつし」とは違った形で動画を発信しているため、チュートリアル動画という非言語メインの形では伝えられない魅力を言葉を吹き込みながら発信して伝えることが可能です。
過去のプロジェクトでは43万を越える再生がされた動画もあり、確かな発信力を持っています。
まとめ|地域・観光のPRならCreatorʼs Campus
本ページでは「茨城県」、TikTokと連携して行った県の魅力発信に関するプロジェクトについてご紹介してきました。
新型コロナウイルスの蔓延が落ち着いた後に来ると予測される観光需要へ向けて今から魅力を発信して認知してもらうこと、ユーザーの心や記憶に残ることは大切だといえます。
地域の観光に関する魅力や情報を幅広い年代に新しい表現方法で発信していきたいとお考えのご担当者様はお気軽にお問い合わせください。
その他、自治体と連携して地域観光の魅力をPRした事例として熊本県阿蘇、三重の事例があります。詳しく知りたい方は関連記事
をご覧ください。