現在、インターネットを通した認知の獲得・拡大をする方法としてInstagramやTikTokなど動画プラットフォームが注目されており、特にTikTokはユーザー数を急激に増やしています。
そんなInstagramやTikTokなど動画プラットフォームで認知拡大をしやすいコンテンツが縦動画です。縦動画は横型の動画に比べ様々なメリットを持ち、Instagram・TikTokでもバズりやすい特徴があります。
本記事では
- 縦動画が注目を集めている理由
- 縦動画で配信するメリット
- 縦動画でも特にレコメンド機能が大切な理由
- 実際に縦動画で投稿して認知を拡大した事例
をご紹介します。
今後、SNSを活用した認知の拡大を視野に入れている企業様はぜひご覧ください。
縦動画が注目を集めている3つの理由
まず初めに縦動画の活用が注目を集めている社会的背景を解説します。
スマートフォンの普及と利用時間の増加
総務省の「情報通信機器の保有状況」の調査によればスマートフォンは2010年ごろ普及率が10%程度でしたが、直近10年で80%を越えています。
また、それに伴いスマートフォンでの動画視聴が急激に増加し、2015年から2020年にかけて1人あたりの月間の動画視聴時間は1時間51分から7時間13分と約4倍にもなりました。
動画広告市場の拡大
動画を活用した広告の市場は近年拡大を続けています。特にスマートフォンの動画広告は急激に市場を拡大中です。
このように、PCの動画広告市場は横ばい状態ですが動画の広告市場は2018年に1943億円だったのが2020年には3289億円まで右肩上がりで増えており、2023年には5000億円を越えると予想されています。
5Gによる動画市場の更なる可能性
5Gとは第5世代移動通信システムのことを指します。今まで1G から4Gと変化してくる中で通信速度は飛躍的に向上してきました。
5Gは現在主流の4Gよりも通信速度が速くなるため、高画質の動画視聴がよりスムーズになるといわれています。
既に日本でも都市圏を中心に5G対応エリアが広がっており、動画による情報伝達の機会は更に増えることが予想できます。
縦動画で発信する5つのメリット
実際に縦動画で発信を行うことでどのようなメリットがあるのか明確にイメージしにくい方も多いかと思います。
本章では縦動画を活用することで得られる具体的なメリットをご紹介します。
広告認知が高く、購入利用意向も強い
縦動画での発信は横動画で行った時と比べ、広告認知も高く、購入・利用意向も発生しやすいと言われています。「TikTok For Business」によれば、広告認知の平均が横型画面の際には18%、縦型全画面の際には63%と大きな違いが発生。
また、購入や利用意向も横型画面は平均して13%ほどだったのに対し縦型全画面は約34%と広告効果を大きく上昇させていることが分かります。
完全視聴完了率が横動画の9倍で視聴してもらいやすい
縦動画での投稿は横動画に比べ、約9倍の完全視聴完了率があります。完全視聴完了率とはユーザーが動画を最初から最後まで見切った人の割合のことです。
この比率が高くなるほど伝えたい情報を全て見てくれている人が多くなるといえます。また、動画コンテンツによる情報伝達の効率を向上させるともいえるでしょう。
動画サイズが横動画の300%と大きく、情報を伝えやすく親近感も湧きやすい
スマートフォンによる動画視聴が増えている中で横型の動画は画面の上下に余白を作ってしまい、動画の画面が小さくなってしまいます。
反対に縦動画はスマートフォンに余白を作らずフルスクリーンで表示できるため動画にインパクトを持たせることが可能です。より大きな画面での伝達が可能になったことから映像の細かな部分まで視聴ユーザーに伝わりやすくもなるでしょう。
また、縦動画は全画面で動画を見てもらうため、上下に動画以外の余計な情報が映りこむ心配もないことからユーザーの注意が動画に向きやすく見て欲しい部分を強調できるというメリットもあります。
その他にも動画サイズが横動画の300%とユーザーに大きく見せることで横動画よりも親近感を作りやすくなることも見込めます。
既存のプラットフォームが縦動画の配信機能を続々と搭載
縦動画のプラットフォームとしはTikTokが有名です。しかしながら、現在InstagramやYouTubeなど多くのSNSプラットフォームが縦型動画の投稿機能をスタートしました。
縦動画の投稿先が増えることで広告や認知拡大の手段も増えます。そのため、縦動画を活用することで応用が効くようになるともいえるでしょう。
各SNSプラットフォームの比較
2020年の8月時点で縦動画のプラットフォームであるTikTokと縦動画の投稿機能リールズを持つInstagramのアクティブユーザーは合わせて4200万人を越えています。
また、ICT総研による「SNS利用時間の変化」という調査によれば、TikTokは44%Instagramも30%利用が増えたと回答。「どちらかと言えば増えた」を入れるとTikTokは70%以上、Instagramは50%以上が利用時間の増加を示しています。
この調査からも縦動画プラットフォームが今後も伸びていく可能性を見ることができるといえるでしょう
レコメンドが行われる縦型ショートムービーSNSを利用する2つの利点
ここまで縦動画が注目されている背景や活用するメリットを紹介していきた中でTikTokやInstagramリールズなどレコメンド機能が付いた縦型ショートムービーを投稿するSNSが伸びていることに触れました。
本章ではこれらのSNSプラットフォームを活用するメリットを解説します。
興味関心の高いユーザーに自然と配信される
特にTikTokにおいてアルゴリズムの精度が高く、過去の視聴傾向から投稿する動画に興味を持っている可能性が高いユーザーにプラットフォームが自動的に動画を表示してくれます。
そのため、今まで動画を届けるために費やしたマーケティングなどの労力を削減することが可能です。
また、フォロワーが少ない状態でも一定数のユーザーに見られる仕組みになっており、これから始めるハードルも比較的低いといえるでしょう。
高評価動画の場合、ずっとおすすめに乗り続ける
TikTokやInstagramのリールズなどは高評価の動画がおすすめに乗り続ける傾向があります。
通常、広告を出すとなると期間や規模に応じて料金がかかりますが、TikTokやInstagramのリールズにバズる動画を投稿することで費用を抑えて多くのユーザーに動画を届けることが可能です。
Creatorʼs CampusはこれまでTikTok、Instagramのリールズでバズる動画を作り続けてきました。
縦動画に関するお悩みやTikTok、Instagramへの投稿コンテンツのご相談はお問い合わせフォームまでお願いいたします。
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縦動画の発信を行っている先行事例2選
本章ではCreatorʼs Campusが制作した縦動画の発信で数値を伸ばした事例を2つご紹介します。
avexガールズユニオン「FAKY」のTikTok動画制作・PR投稿
10代を中心に人気を集めている「FAKY」さんが新曲「ダーリン」をリリースする際にCreatorʼs Campusは楽曲の世界を表現したTikTok動画の制作、各クリエイターアカウントにおいて「ダーリン」の音源を利用した動画の制作・投稿を行いました。
「FAKY」さんのTikTokアカウントで投稿した動画は1週間も経たずして27万回再生を突破。Creatorʼs Campus「ぞのさんっ」「あああつし」のアカウントで「ダーリン」の音源を使用した動画は合計で230万回再生されています。(2020年12月時点)
イルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ」とのコラボ
和歌山にあるマリーナシティで2017年から開催されているイルミネーションイベント「フェスタルーチェ」にてイベントの魅力を発信する投稿をCreatorʼs Campusのクリエイター8名が担当。
同イベントの動画投稿はCreatorʼs CampusのメンバーのみでTikTokにおいて350万回再生を越える結果となりました。
「FAKY」のTikTok動画制作・PR投稿や「フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ」とのコラボを含めCreatorʼs Campusがこれまで行ってきたプロジェクト実績に関しては関連記事「【随時更新】Creatorʼs Campusの企画・制作実績まとめ」をご覧ください。
縦動画の企画・制作から投稿までをワンストップで行うならCreatorʼs Campus
Creatorʼs CampusはSNSのプロモーション、特にTikTokやInstagramのリールズなど縦型ショートムービーの企画や制作を得意としたクリエイターチームです。
動画制作はもちろん、各自がTikTokやInstagramで多くのフォロワーを抱え、これまで多くのバズ動画を生み出してきました。
TikTokやInstagramへ投稿する縦動画に関するお悩みはお気軽にご相談ください。
Creatorʼs Campusの組織について詳しく知りたい方は関連記事「Creatorʼs Campusとは?組織体制やメンバーの動きを解説!」をご覧ください。
まとめ|認知拡大には縦動画の製作・投稿がマスト!
本記事では縦動画特にレコメンド機能があるSNSを利用した縦型のショートムービーを活用するメリットについて解説してきました。
現在注目されている理由や縦動画で発信するメリット、実際に活用した事例などを踏まえて縦動画での投稿で商品サービスの認知拡大を狙えるイメージが具体的になったのではないでしょうか?
縦動画の企画・制作やTikTokやInstagramといったレコメンド機能を搭載した縦型ショートムービーのSNSに関するご相談は以下の問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
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